■浦河高校の生徒による課題研究発表
▽テーマ「華麗(カレー)に復活浦河町」
・浦河のご当地カレーで地域を盛り上げる
・北海道で一番カレーがおいしい町としてPRする
・カレーをきっかけに定住外国人の文化理解を促進する
町:浦河町にインド人が多いということからカレーに着目したのはすごくいいと思いました。インドのカレーというのは辛いんですか?また、お子様用は作るんでしょうか?
生徒:スパイスを使うので辛いです。特産品であるいちごのすずあかねを入れることで、辛さを抑えることができるんじゃないかと考えています。
町:昨年度、様似町でも外国人のかたとイベントをやって、すごく盛り上がりましたので、ぜひ企画を続けていって町の賑わいにつなげてほしいと思いました。
▽テーマ「浦河町に増え続けるインド人とより良い共生を推進するには」
・絵本をヒンディー語と英語に翻訳して読み聞かせを行う交流事業を実施したことについて
・課題は言語がわからないことや、インド人家庭に絵本を普及させる方法など、行政と連携して課題を解決していきたい
町:外国人のかたとコミュニケーションとるためにどういうものがあればいいなと思いますか?
生徒:交流の場がまだまだ少ないので、もっと関わり合いを増やすことで壁を無くしていけるのでは。
町:絵本の活動、すごく距離が縮まりそうでいい活動だと思います。定住外国人のかたが2014年から増えてきたということは、その時に来た子どもはもう小学生になっているんですね。
▽テーマ「Creative Reconstraction インドの人々と災害に強い心構えを身につけよう」
・全編英語でのプレゼンテーション
・町内の外国人比率が増えているので、防災、災害への備えなどについて情報の共有が必要
・防災パンフレットの翻訳
・外国人向けに避難訓練や説明会などの実施
町:英語での発表素晴らしいですね。様似町も国立公園になったことで、インバウンド向け事業をやっているところです。災害時にどう対応していくのか、訓練をやっていかなければならないなと。インバウンドのかたは都会だけでなく、こういう田舎の方にも目を向けて観光にきますので、行政としてもそういう姿勢や目線が必要だと思いました。
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